講習会で第3級アマチュア無線技士を取得
「講習会で第4級アマチュア無線技士を取得」で合格を確認した日に速攻でJARDの3級講習会に申し込み。受講料は4級の23,150円に対しほぼ半額の12,950円。授業時間は4級の2日間(法規6時間+無線工学4時間)が1日になり、法規4時間+無線工学2時間とコンパクト。
前回と同じように準備:
- 証明写真2枚(縦30mm、横24mm):DNPの証明写真用ボックスで撮影
- 84円切手:総務省から免許証が送られる時に必要
- オンライン勉強:事前にURLが送られてきたので簡単に内容は読んでおいた
4級との違いは住民票が必要なく、4級の従事者免許を持参すればOK。
前回同様遅刻をしないように早目に巣鴨に到着して昼飯を確保して会場に向かった。8時半会場、9時からスタートをして17時半には修了試験をやって18時頃には開放された。
オンライン勉強以外にモールスコードも覚えておいてね!と案内状に書いてあったので、30年前の記憶と「Just Learn Morse Code」のソフトを使って予習をした。いやあ、30年も経つとかなり忘れてますわな。ソフトのおかげもあり、苦手な文字が何個かあったけど、5WPMくらいなら何とか聞き取りができるくらいには戻せた。でも、ガチな聞き取り試験だと厳しいだろうなぁと当日はちょっと不安ではあった。ところが、授業が始まり、しょっぱなに先生が「この中でモールスをちゃんと覚えてきた人は手を上げて」と言われたので手を上げたら、「あら、一人だけですか」と。おおおおおいいいい!他の人はちゃんと勉強していないんかい!と心の中で会場全員に突っ込んだ。
講習はかなりハイピッチで進んだ印象。正直な感想を言うと、もうちょっと基礎を理解できるように時間をかけて問題を何回も解いていくようにした方が無線工学とかはちゃんと身につくと思う。時間もないので攻略的な教え方をするけど、これって試験をパスする為の勉強であって本来覚えるべき事を教えてくれていないと感じた。高校とか大学の受験もそうだけど、なんかこの辺りがシックリこない。ま、合格させてくれるように教えてくれるのでそういう意味では講習に感謝。
講習のメリットは合格させてくれるように教えてもらうだけではない。要所要所で先生が教えてくれる話が一番面白い。1.2GHzのロールコールあるよーとか、クラリファイヤは機種によってRITだね、とか。教科書に書いてある事をわかりやすく説明してくれたり、日常の運用に関連するエピソードを授業の間に入れてくれるのが嬉しい。
前回同様、模試も全問正解で修了試験も余裕でクリア。これで50W出せるようになるなら、この講習を受けない理由はないと思う。50W出せればコンディションによってはHFだとかなり飛んでくれるはずだし、世界が広がると思うんですよね。(まだ国内でHFを使った事ないけどww)
という感じで可能な限り最速で3級まで取った時系列は以下の通り:
- 6/20:7/23+24の講習に申し込み
- 7/23+24:第4級の講習を受講
- 7/30:第4級の合格をオンラインで確認→第3級の講習を9/19で申し込み
- 9/19:第3級の講習を受講
- 9/25:第3級の合格通知が届く
- 10/8:第3級の従事者免許が届く
3ヶ月ちょいで4級&3級を取得できたので思ったより早く当初の目標を達成。意外と時間がかかるのは講習への申込みと実際に講習を受ける間の待ち時間で1-2ヶ月、あとはオンエアする為の局免申請をしてから局免が降りるまでに1ヶ月。この2つは結構待たされる。
実はとりあえず3級まで取得すればいいかな?と最初は思っていたのだが、調子に乗ってしまい、9/25の合格通知に含まれていた第2級e-learningの案内に申し込んでしまったので、現在勉強中。というかこのブログを書いている時点は現実逃避中で勉強しないとヤバイ!とプレッシャーがかかっている。